セルフセラピー講座2.8回目:父が死んだ理由

私の父は、 私が2歳の時に亡くなりました。
なので、私には父の記憶がありません。
でも、心理学的には、7歳までの記憶は
全て潜在意識に残っているそうなので、
心のどこかに、必ず影響していると思います。

私は、物心付いた時から、母に対して
「父が死んで、母子家庭になって
大変な苦労をしてきただろうから、
父の事は聞いてはいけないんだ」と思っていました。
母も、父の話を一切しなかったので、
私は、父の話をした事がありませんでした。

母も話さない。
私にも、語る思い出がないので、それが普通でした。
勿論、写真も1枚もありませんでした。
普通の人から見たら
「なんて親不孝な娘なんだ」と、思うでしょうか。
でも、子供の私には、それが当たり前でした。

小学5年の時に、新しい父が出来て、妹が出来ました。
死んだ父の存在を考える事はありませんでした。
命日の事も1度も考えたこともなく
大人になってから
墓石に書いてあるのを見て初めて知りました。
☆地球と笑顔で調和しよう☆~バリへの道

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20歳の時にふと
「もう私も大人になったんだし、
父の事を聞いてみても良いんじゃないかな」と思ったので
思い切って、母に聞いてみました。
「お父さんって、どんな人だったの?」

すると母は、とてもビックリをした顔をして
暫く無言になりました。
そして顔を見ると、今まで見たこともないくらい
涙を流して、泣きながら
「話したくない事もあるのよ!」と私に言いました。
私は訳が判らなくなり、2階の自分の部屋に戻って
父の事を聞いてしまった事を後悔しました。

2時間くらい後に、1階に戻ると
母は、「あの人は、○んで良かったのよ」とだけ、言いました。
(↑何となく伏字…。推測して下さい)
それ以来、父の話をする事はありませんでした。

心理学的に言うと、
片方の親が、もう片方の配偶者を悪く言うと、
子供の心は、
「自分の存在を否定されている。
自分が悪い子だからいけないんだ」と、思います。
そして、強い自己否定を持つ性格になるそうです。
ある程度の年齢までは、
親は、子供の世界の全てです。
お子様のいるご家庭は、気を付けて下さい。
☆地球と笑顔で調和しよう☆~バリへの道

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それ以降また、父の存在を思い出すことはなくなりました。
でも、セルフセラピーを受けた後、
「何をどうしたいか判らないけど、
マイナスやトラウマを克服して、私は変わりたい」
と思う気持ちが、凄く大きくなってきました。

そんな時、友達のまゆみさんに
「お父さんは、久美ちゃんに
死んだ理由を知ってもらったら嬉しいと思うよ。
もうお母さんも、
久美ちゃんが20歳の時のままのお母さんじゃないよ。
もう一度聞いてみたら?」
と言われました。

私の心の中で、父の事はもう、
「どんな人かは判らないけど、
産んでくれた事に感謝をして、
私の心の中で大事に思っていれば、それでいい」
と思っていたし、
母の反応が予想できなかったので、少しだけ躊躇しました。
でも、ある日思い切って
さり気なさを装って、母に聞いてみました。
☆地球と笑顔で調和しよう☆~バリへの道

そしたら母は、予想外にサラッと答えてくれました。
今思えば、外で人目があったからかもしれませんが。
私は、母に聞くのを切り出すまで
「どうしよう…」と少し心配していました。
でも、「いやいや、宇宙は出来ない課題は出さないわ。
宇宙を信じているなら、聞いてみよう。
踏み込まないと、変われない」
自分を力付けて聞いたのでした。
本当に、聞けて良かったです。

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その1ヵ月後、また母に会いました。
一緒に道を歩いている時、母が
「この前の話、書いてみたの」と言って、
1通の封筒をくれました。
聞けただけで大満足していた私は、ビックリしました。

その夜、母と別れて、帰りの電車で、
封筒を開けて読んでみました。
何枚も書かれたの手紙には、
父の死んだ時の詳細と、
母の今までの気持ちが書いてありました。
初めて聞く内容ばかりでした。
知りたかったけど、諦めていた話を知ることが出来て
言葉に出来ない気持ちになりました。
☆地球と笑顔で調和しよう☆~バリへの道

小学生の頃の私には、
人を叩く癖がありました。
潜在意識に刷り込まれていたんだろうと今は思っています。
母の手紙には、父へのマイナスの感情は
書かれていませんでした。
今、母が父をどう思っているのかは判りませんが
少しずつ、母の傷も癒える事を願っています。

後日、まゆみさんと椿ちゃんに、その話をしたら
「時間が経って、お母さんも、
久美ちゃんに話せるようになったのよ。良かったね」
と言われました。
良かった。
これで少しは、亡くなったお父さんも喜んでくれたよね。
こんなに長い時間がかかっちゃって、御免ね。

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………今回の話は多分、殆どの人が、
全く意味が判らないかもしれない。
だって、父親の死んだ理由なんて、普通は知っているもんね。

でも、これも私が選んだ人生。
珍しく同じ境遇の人がいて、悩んでいたら、
誰よりも共感できる人になれると思う。
繋がりも、成長も、目では見えないけれども
私はこれからも少しずつ、変わって行くと思います。
私はとても欲張りなので、人より
幸も不幸も、
沢山見て、沢山経験して、沢山昇華したいと思っている。
だって人は、困ったり苦労したりして、
経験しないと
絶対に学べないから。
頭で想像するだけでなく、心から感じたいです。

この話は、もう少し続きます。
読んでくれて、有難うございます。

セルフセラピー講座:1回目

セルフセラピー講座:2回目

セルフセラピー講座2.5回目:ひつじメイプル

セルフセラピー講座2.8回目:父が死んだ理由

(番外編)「さよなら」「おかえり」2011年

セルフセラピー講座2.9回目:家族の写真

セルフセラピー講座:3回目 全てをHappyに♪

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