兎と私に出来る事

昔、猿、狐、兎がいました。
ある時、三獣の前に老人が現れ、
「私は老いてしまい、
力がないから養って欲しい」
と頼みました。
そこで、猿は果実や野菜など、
狐はお供え物になっていた飯、魚貝類などを
集めてきて老人に与えるが、
兎は何も見つけることができない。

兎は思案した末に、
火を焚いて待っていてくれといって
どこかへ行ってしまう。
猿と狐が火を焚いて待っていると、
兎は手ぶらで帰ってきた。
そして兎は「どうぞ私を食べてください」と言って、
火の中に飛び込む。

それを見た老人は、本来の姿である帝釈天に戻り、
火に飛び込んだ兎の姿を、
皆に見えるようにと月の中に写した。
月の面に雲がかかったように見えるのは、
兎の体が焼けた時の煙だという。

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と言う、仏教から来たお話があります。
このお話は、有名なので
知っている方も多いと思います。

このお話は、今日
凄く勤勉で、とても尊敬できる
女性が話していました。
そして、彼女は続けてこう言いました。
「私は、
火の中に飛び込む事はしない。
でも、何も出来なくても、
共感してあげられる」
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それは、とても大切な事だと思います。
もし、困っている人がいたら、
あなたは、その人に何をしてあげられるでしょう。
相手の心を、
本当に汲んであげられる人になる事って
口で言うのは簡単だけど、
とても難しいと思うのです。

「共感」って、とても
愛情や慈悲がある言葉だなと思いました。
私もこの言葉を繰り返し自分に言い聞かせて、
沢山の人と共感できる人になりたいと思いました。

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